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MADD JAPAN E-NEWS LETTER BACK NUMBER

[ 2003. 3. 25 ]

MADD Japanから皆様へ
3月20日、千葉県交通安全対策推進委員会・常任委員会(会長堂本暁子知事)の会合で、ある委員から[エアバックとシートベル]は連動してはじめて効果が上がることが指摘されました。MADD では以前からこのことを強調し、シートベルトの着用を提唱してまいりました。シートベルト非着用者の死亡率は、交通死者数の76%以上にあたることもわかりました。(14年度中)MADD Japanでは、この春、[シートベルト着用・指名運転者キャンペーン]に力を入れて取り組んでまいります。
MADD Japan National President, Kazuyo Iida

こんにちは、Marikoです。アメリカではまた新しいプログラムが導入されるようです。前回来日してくださったHowardさんのように、顔の見える存在を通して知識や経験が伝わって根付いていくことを願っています。
Mariko

お詫び:今号のE-News Letterメール配信は、ニュースが多いため抜粋し配信させていただきました。全文はこちらでご覧ください。

[ ウエストバージニア州での0.08%血中アルコール濃度制限及びシートベルト着用をナショナル・プレジデントが要請 ]
MADDのナショナル・プレジデントWendy J. Hamiltonはウエストバージニア州の上院議員に対し下院法案2203を通過させるように訴えた。同法案は0.08%血中アルコール濃度制限とシートベルト着用法を結合させるものである。先週下院で通過した連結法案は現在、上院司法委員会で審議中である。

「0.08%血中アルコール濃度制限とシートベルト着用という二つの手段をMADDは一つの理由で支持する。どちらも命を救うものだからである。」とMADDのナショナル・プレジデントWendy J. Hamiltonは語る。「ウエストバージニア州がこれらの優先度の高い法案を通過させずにおくことは事実上できないはずだ。何百万ドルという連邦高速道路資金が危機に瀕しており、そしてなによりも人の命が危険にさらされているのだから。」

2001年に同州の高速道路で135名が飲酒運転による事故で死亡したが、ウエストバージニア州はいまだ0.08%という血中アルコール濃度制限の基準値を採択していない14州のうちのひとつである。調査によれば、これらすべての州が制限値を引き下げれば毎年500名の命が救われ、0.08%血中アルコール濃度制限が採択されれば飲酒運転による事故は最高8%の削減が見込めるということである。

ハミルトンはまた、「MADDがシートベルトの着用を提唱しているのは、それが飲酒運転者に対する最善の防衛手段だからである。」 と述べた。ウエストバージニア州での飲酒運転による死亡者の87%はシートベルトを着用していなかった。全国的に見て、飲酒運転事故で死亡した子供の3分の2は飲酒運転者の車の同乗者で、その大半がシートベルトを着用していなかった。
2001年のGovernor's Highway Safety Officeの報告によれば、全国のシートベルト着用率は75%であるのに対しウエストバージニア州では52%である 。

[ティーンの安全運転を願う親たちのためにクライスラーグループから新プログラム『Road Ready Teens』 ]
クライスラー・グループの最新調査によれば、10代の子供に関して、妊娠、自殺、ドラッグ、アルコール濫用などよりも安全運転が一番の心配の種だと10人中6人の親は考えていることが判明した。この結果を受けてクライスラー・グループ及び安全問題関連団体はRoad Ready Teensと呼ばれる、調査に基づいた安全運転のイニシアティブをティーンドライバーの親のために開発している。

「Road Ready Teensガイドラインのための調査で、事故のリスクが3分の1近く減少できることがわかった。」とクライスラーグループの社長兼CEOであるDieter Zetsche博士は語る。「家庭をベースにしたティーンのための安全運転プログラムを実践に移すと10人中9人の親たちは言う。Road Ready Teensは親たちにリスクの性質について教え、自分の家族をよりよく守るための知識とツールを提供することになるだろう。」。

[ Road Ready Teensにはクライスラー・グループの他、安全性評議会やMADDが参加し、高速道路交通安全局等がその専門知識を提供してサポート ]
Road Ready Teensの基礎となるのは、高速道路の安全のための保険機構が推奨する、調査に基づくガイドラインである。ノースカロライナ州、ミシガン州、ケンタッキー州などの州からのデータによれば、Road Ready Teensのガイドラインの多くを導入した結果、16歳のドライバーの事故は3分の1近く減少し、それによって子供たちを傷害から守り、その命を救い、保険費用も抑えることができたということである。

「安全運転を考えるとき、親たちが心配することのひとつに飲酒運転がある。」とMADDのナショナル・プレジデントWendy J. Hamilton は語る。「その心配を裏付ける事実がある。通常の週末、1時間に1人あたりの割合でティーンが交通事故で死亡しており、これらの事故の44%が飲酒運転によるものである。Road Ready Teensがこの問題に対処するための手助けとなるだろう。」

Road Ready TeensはWebベースのビデオゲーム機能なども加え、初年度だけで150万人の親やティーンに働きかけることを狙っている。

クライスラーグループの調査によれば、未熟なティーンドライバーが複数のティーンの同乗者を乗せて夜遅くに運転していることを3分の2以上の親たちは知っている。高速道路交通安全局のデータによると2001年のティーンの死亡のうち63%は複数のティーンの同乗者がおり、ティーンの運転の大半は日中であるのにもかかわらず、ティーンの事故の半数以上が夜間に起きている。 また、データによれば16歳から19歳のティーンは年長のドライバーに比べて4倍事故に巻き込まれやすく、こういった事故の多くは週末に起きている。毎年5,000名近くの16歳から19歳のティーンが交通事故で死亡しており−他の死因をはるかにしのいでいる−300,000名が負傷している。

Road Ready Teensの提言の多くは、大半の州で施行されている graduated driver's licensing (GDL) 法に採用されている。しかしガイドラインのすべてを採用している州法はなく、より厳格なGDL条項をすべての州が施行するべきだとの声も上がっている。また、多くの州がGDL法を採用していても、法律の制定だけでは不十分である。効果を発揮するためには親たちの関与、サポートが必要である。Road Ready Teensは親たちの試みを助けるものと期待される。
Road Ready Teens の提言には3つの基本的なレベルがある: 仮運転許可レベル、ニュードライバーレベル、そしてフルドライバーレベルである。仮運転許可レベル期間中はティーンドライバーが承認されたドライバー教育コースを終了し、免許取得前にドライバー教育コースで必要とされる30時間から50時間での監視下での運転を確実にこなすよう、親たちは奨励される。

仮運転許可レベルに続くニュードライバーレベルは最低6ヶ月継続し、できればドライバーが18歳に達するまで継続することが奨励されているが、この期間中の親たちへの推奨は次の通りである:(旅行や仕事からの帰宅を除き)夜9時または10時以降の監督者のつかない運転を制限する。ティーンの同乗者は1人しか乗せてはいけないことにする。親たちはまた、アルコールとドラッグに関してゼロ・トーレランス政策を取るべきであり、ティーンも同乗者もシートベルトを着用するよう主張すべきである。

Road Ready Teensガイドラインの1つでも破られれば、フルドライバーレベルでティーンに制約のない運転を与える前に、ニュードライバーレベルの期間を延長することをRoad Ready Teensでは親たちに提言している。
クライスラーグループは安全性評議会と協力して、親やティーンを対象とした公共キャンペーンを開発する。

[ ALCOHOL NEWS FROM JOIN TOGETHER ]未成年の飲酒及び成人の飲みすぎがアメリカのアルコール売上の半分を占める ]
未成年の飲酒及び成人の飲みすぎ (1日2杯を越えて成人が飲酒する酒量)はアメリカで消費されるアルコールの50.1%および消費者のアルコール支出の49%を占めている。アメリカ医学学会誌の2月26日付記事、「未成年の飲酒及び成人の飲みすぎによるアルコール消費と支出」がコロンビア大学の中毒および薬物濫用に関する国立センター(CASA)の研究者によって執筆された。

アメリカ医学学会誌で報告された10ヶ月にわたる分析が明らかにしているのは、1999年(必要なデータが入手できる最新の年)に未成年者の飲酒はアルコール消費の19.7%(225億ドル)、成人の飲みすぎは30.4%(344億ドル)にそれぞれ達し、合計でアルコール支出総計1,162億ドルのうち569億ドルを占めているという事実である。

CASAの研究は一貫して、「事故、他殺、自殺」というティーンの死亡の三大理由にアルコールが主要な働きをしていることを示してきた。10代の飲酒は後年アルコール中毒になる可能性が高い。また、成人の飲みすぎは肝臓病、高血圧、心臓発作、癌などの深刻な健康問題に関連する他、(暴行やレイプなど)の犯罪、児童虐待、事故や家族崩壊に関連している。

記事の発表を受けて3名の元アメリカ公衆衛生局長官−Julius Richmondさん (カーター大統領時代)、Antonia Novelloさん (ジョージH.W.ブッシュ大統領時代) 、David Satcherさん (クリントン大統領、ジョージW. ブッシュ大統領時) −そして元ファースト・レディのBetty FordさんがCASAと共にアルコール業界、親たち、公衆衛生コミュニティに全国的な行動を呼びかけた。元アメリカ公衆衛生局長官らは声明の中で以下のように述べている。「我々はアルコール業界に対し、公衆衛生コミュニティと協力して未成年の飲酒及び成人の飲みすぎを減少させるよう要請する。このような協力関係はアルコール業界に内在する利益の相反−製品を販売して利益を生むという法律上の義務と未成年の飲酒及び成人の飲みすぎを減少させるという公衆衛生上の利益−に対応する活路を見出せるだろう。」同声明ではアルコール業界に対して以下のことを要請した。
◎アルコール業界と関連のない独立の財団に寄付をし、未成年者の飲酒と成人の飲みすぎの減少に専念させる。
◎ 広告や製品ラベルに未成年者の飲酒と成人の飲みすぎの危険に関する警告を明記する。また、保険社会福祉省、農務省の定義する適度な飲酒の定義
 ─ 女性の場合1日1杯、男性の場合1日2杯─ を明記する。
◎カロリーを含む内容物の栄養成分を商品のラベルに含める。
○Road Ready Teensの提言の多くは、大半の州で施行されている graduated driver's licensing (GDL) 法に採用されている。しかしガイドラインのすべてを採用している州法はなく、より厳格なGDL条項をすべての州が施行するべきだとの声も上がっている。また、多くの州がGDL法を採用していても、法律の制定だけでは不十分である。効果を発揮するためには親たちの関与、サポートが必要である。Road Ready Teensは親たちの試みを助けるものと期待される。
Road Ready Teens の提言には3つの基本的なレベルがある: 仮運転許可レベル、ニュードライバーレベル、そしてフルドライバーレベルである。仮運転許可レベル期間中はティーンドライバーが承認されたドライバー教育コースを終了し、免許取得前にドライバー教育コースで必要とされる30時間から50時間での監視下での運転を確実にこなすよう、親たちは奨励される。

「アルコール業界はアメリカにおける未成年者及び飲みすぎのコストを一貫して過小評価してきたが、このアメリカ医学学会誌の研究ははじめて事実をアメリカ人に対して明らかにした。」とFord さんならびにCalifanoさんはその声明で述べている。「しかしながら、業界が問題の一部ではなく解決策の一部となることをわれわれは望んでいる。」これをうけて、そしてアルコール業界の利益と公衆衛生という内在する利益相反に対処するために、Ford さんとCalifanoさんはアルコール業界に対し、10億ドルを提供して完全に独立した財団に寄付することを要請した。

子供に最も影響力を持つのは親であることから、元公衆衛生局長らは親たちに対し、その影響力を行使して子供たちにアルコールを摂取させないようにと訴えた。また、未成年者の飲酒を予防し、未成年者と成人の飲みすぎの危険を世間に警告し、そのような飲酒を減少させるよう家族やコミュニティに促すための積極的な教育キャンペーンを公衆衛生コミュニティに対して要請した。CASAはまた、若者への広告及び製品のマーケティングを止めるよう、アルコール業界に促した。


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