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MADD JAPAN E-NEWS LETTER BACK NUMBER

[ 2003. 4. 28 ]

MADD Japanから皆様へ
4月14日、H I W C (Hiroshima International Women's Club)の会合で約100人のメンバーに MADD Japan への協力をよびかけました。「アメリカではMADDのメンバーでしたよ。私にできる事を言ってください」たくさんのアメリカ人が申し出てくれました。
◎沖縄の警察官が MADD Japan の支部を沖縄に立ち上げる準備をしています。
◎5月11日からは「全国春の交通安全運動」がはじまります。長野県塩尻市の 2,000人規模の集会に MADD Japan は招かれています。
◎夏のMADDスペシャルには日本中のエキスパートの参加を呼びかけます。
今からお楽しみに!「イミダス」で飲酒運転を引けば?☆ 。
MADD Japan National President, Kazuyo Iida

こんにちは、Marikoです。まだ先の話ですが、8月にアメリカ、カナダのMADDからWendyをはじめ主要メンバーが来日することが決定しました。皆さんの興味、関心にこたえられるようなプログラムができればと思いますので、ご意見、ご要望がありましたらMADD宛てにお寄せください。
Mariko

[ アルコールに対する生徒の態度に劇的な改善を示す小学校の研究結果 ]
MADDが小学校向けのアルコール予防カリキュラム、“Protecting You/Protecting Me (PY/PM)”の調査結果を発表した。同調査によれば、プログラムを受講した生徒は受講していない生徒に比べてアルコールに関する意識や態度に劇的な改善が見られた。全国的に認知されているこのプログラムは最新の科学的な脳研究に基づいて、アルコールが発育途上の身体にどのような影響を及ぼすかを子供たちに教えるものである。また、未成年者の飲酒や飲酒運転からどう身を守るかも取り扱う。このプログラムは、子供たちに発育段階の早期から働きかけて未成年者の飲酒を予防しようというMADDのユニークな戦略の一環である。
発育途上の脳を守ることの重要性について、プログラムを受講した生徒の理解は受講していない生徒の4倍、同乗者の飲酒運転からどう身を守るかなどの自動車の安全に関するスキルは5倍、アルコール広告などのメディアに関する認識では6倍という高い結果を示している。

被害者の権利に関する憲法改正支持  
犯罪の被告には20以上の憲法上の権利が保障されているのに対し、被害者には何もない。保釈の際の被害者への通知を要求している州もあるが、被害者の半数以上は通知をされていないのが実態である。法廷でその心情を述べることもままならない。
犯罪によって既に被害を受けた人たちへのこのような更なる不公正をただすべく、2003年1月7日に犯罪被害者の権利改正のための上院合同決議1が提出された。これは暴力的犯罪の被害者に権利を付与するものであり、訴訟や保釈などの情報提供、訴訟の場などでの意見陳述等を認めることなどが主たる内容である。
MADDではこの決議を支持するため、議員たちにメールを寄せてほしいと呼びかけている。

[ [ALCOHOL NEWS FROM JOIN TOGETHER]若者の耳に悲しい音楽−ラジオでのアルコール広告 ]
アルコールマーケティングと若者に関するセンター(CAMY)の報告によれば、若者を対象としたラジオでのアルコール広告は許容度を上回るものだという。アルコール業界は未成年の消費者を引き続き対象としており、今回問題となっているのはティーンに最も人気のあるメディア−ラジオである。業界は21歳未満への広告自主規制を見せるそぶりは殆どなく、若者を対象とした番組の放送時間帯を引き続き獲得している。ラジオで過剰にアルコールの広告にさらされるというこの傾向は、ヒスパニック系、アフリカ系の若者にも拡大している。
MADDをはじめ健康と安全に関する団体は連邦レベルで未成年の飲酒を予防する方策を検討するよう何年も前から働きかけており、若者を対象としたアルコール業界の広告戦略を示す一連の研究が見られる中、MADDは政府の積極的な規制を望んでいる 。

Tシャツコンテストでティーンにメッセージ: アルコールの代わりに「Big Redを飲もう」  
プロムと卒業シーズンを前に、ソフトドリンクメーカーのBig Red社とMADDがTシャツデザインコンテストを発表した。未成年者の飲酒問題に関して、命を救うメッセージを若者に広めたティーンを表彰するものである。このプロモーションを通じてBig Red社はMADDの運動のためにかなりの寄付をしている。
対象となる13州では3月から4月の期間中に高校生がスーパーで申し込み用紙を入手でき、未成年者の飲酒予防とBig Red社の「代わりにBig Redを飲もう」というスローガンを広めるTシャツをデザインする。入賞者には現金の他、優勝者に無料のBig Red社のドリンクとTシャツつきの「ドラッグ・アルコールなし」の卒業パーティーがプレゼントされる。
「プロムと卒業シーズンは未成年者の飲酒で危険なシーズンだが、このコンテストで若者の問題意識が高まる。」と期待するMADD側。Big Red社も「このような大義のために働くことでコミュニティを安全な場所にできるし、当社がアメリカの若者を気にかけていると示すことができる。」と、双方ともにこの試みを有意義に感じている 。

MADDのパイロットプログラムでプロムの夜に「お酒を飲まない」と誓うティーン  
プロムの夜にお酒を飲まないというMADDの「お酒ぬきの」プロムにティーンの参加を募っている。ダラス/フォートワースでのパイロットプログラムは、全国で30,000以上の高校で現在導入されている、多くの成功プログラムのひとつであるMADDの"PROMise To Keep It Safe"イニシアティブへの生徒の参加を促すことを目的としている。全国の生徒が参加できるが、ダラス/フォートワースで誓いのサインをした生徒は「お酒ぬきの」プロム用のIDで景品などを獲得するチャンスがある。MADDはこのプログラムを次のプロムシーズンまでに全国に拡大したいと希望している。
ミス・ティーンUSAも「人生で最もすばらしいイベントのひとつをドラッグやアルコールぬきでやろうというのは、簡単だけれども重要な誓い」だとして率先してこの誓いをしている。
「お酒ぬきの」プロムに企業が関わったのは今年がはじめてで、Kinko's がこのプログラムのための無料ポスターや関連するチラシ類の特別割引を提供する他、セブンイレブン、セフォラ等も参加する。また、参加する生徒には抽選でサイン入りバスケットボールや時計などの賞品があたる 。

Cottman Transmission、MADD、NASCARドライバーJeff Burtonが自転車ヘルメット安全プログラムで提携  
スポーツ界で安全問題の主唱者であるNASCARウィンストンカップドライバーJeff BurtonとスポンサーのCottman Transmissionが全国的な自転車安全ヘルメットプロモーションを発表し、その収益はMADDの活動のために当てられることとなった。
Cottman Transmissionは4月1日から7月1日まで全国41の拠点で無料の自転車ヘルメットを提供する等の活動を行い、各ヘルメットにつき1ドルがMADDの"Protecting You, Protecting Me"の活動資金となる。
毎年約800名の自転車ドライバーが死亡、50万人以上が病院の緊急治療室で処置を受けている。最近では死亡者の約3分の2、負傷者の3分の1が頭部や顔の負傷を伴っている。自転車ヘルメットをかぶることで頭部の負傷は88%も減らせるだろうといわれているにもかかわらず、ヘルメットを着用している自転車ドライバーは約50%に過ぎない。

未成年者の飲酒を許す親により厳しい処罰  
プロムのシーズン到来を前に、多くのコミュニティが自宅でティーンに飲酒をさせた親への刑事処罰を強化する法律を施行している。これに伴い、未成年者の飲酒で刑事処罰を受けるという認識が広まりつつあり、以前に比べて飲酒に対する態度は硬化してきている。
カンザス州、マサチューセッツ州、ミネソタ州などでは、ホストの犯罪責任を規定する法律が通過した。更に、検察は不正なパーティーを許した親を積極的に起訴する方針である。
子供がお酒を飲もうとするのを止めるのは困難だが、親の方を抑えることで子供がアルコールを手にいれにくい環境を作れるという考え方がこれらの施策の根底にある。

 

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