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MADD JAPAN E-NEWS LETTER BACK NUMBER

[ 2003.1 - 6 ]

MADD Japanから皆様へ
今年上半期(1−6月)の交通事故者数は3500人、飲酒運転による事故件数は375件(前年度より29.8%減)24日ー警察庁発表数字の上では、飲酒運転の件数が減っているように見えますが、この数字にあらわれないところで、たくさんの飲酒運転ドライバーがあなたの周りを走り回っているのが実情です。MADD Jaoanでは、青少年の飲酒・飲酒運転防止教育に力を入れ、未来のドライバーの意識を育てていきます。8月21(木)、22(金)、アメリカ、カナダMADDからトップを迎え、「MADD Japan記念大会・研修会」を開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしています。
MADD Japan National President, Kazuyo Iida

来月から、Hiroshima International Women's Club (HIWC)の方々が翻訳を担当してくださることになりました。日本人とネイティブがペアを組んで、複数組が交替で担当します。充実した内容をご期待ください。私がNews Letterをお送りするのは今回で最後になります。 また皆様にお目にかかれる日を楽しみに・・・。
Mariko

[ 飲酒運転常習犯に対抗する法律 ]
世間や政治が自己満足に陥っているために、飲酒運転の常習犯やハイリスクドライバーが処罰を免れている。バートン-グリーンハイリスク飲酒運転ドライバー法を提出したNita Lowey議員をMADDは賞賛する。
これによって、連邦道路建設基金の全額受給の条件としてハイリスクドライバーを対象とした厳格な法律を制定するよう、各州を駆り立てることになるだろう。この法案は最近の上院法案1141にも反映されている。
MADD はハイリスクドライバーを飲酒運転の常習犯、血中アルコール濃度0.15%以上のドライバー、以前にも飲酒運転によって免許が停止処分とされているのに運転をするドライバーとして定義している。

バートン-グリーンハイリスク飲酒運転ドライバー法の元での具体的な罰則としては、ドライバーの免許停止や自動車の没収、罰金などがあり、罰金は飲酒運転の予防や犠牲者の家族への損害賠償などに当てられる。

この法案と、それに関連して、今後の輸送政策を形作る高速道路法案の何十億規模の再認可を議会が検討しているため、私たちは歴史的な岐路に立っているといえる。提出された同法案は効果的かつ調査ベースの解決策に基づくものであり、MADDではアメリカ国民に対して議会や上院の指導者に働きかけることで同法案を支持するよう求めている。

[ 飲酒運転・未成年者飲酒に関する優れた報道に初のMADDメディアアワード授与 ]
MADDは初のナショナルMADDメディアアワードの受賞者13組を発表した。飲酒運転の防止、この暴力的犯罪の犠牲者の支援、未成年者の飲酒予防というMADDの使命を達成するために卓越したメディア報道を表彰するものである。
最優秀賞には放送部門からDateline NBC、活字部門からAlbuquerque Journalがそれぞれ選ばれた。

Dateline NBCは「突然の衝撃−飲酒運転の波紋」と題し、飲酒運転によって警察官と4人の若い女性が犠牲となった2001年8月のボストン南部の事件と、それが家族と社会に与えた影響を題材にしている。10ヶ月に渡り犠牲者と生存者を取材しており、緊急治療室、裁判所から保険システム、納税者の負担まで描いている。事件を起こした男性は7時間連続で飲酒しており、血中アルコール濃度0.27%で法律上の制限値の3倍を越えていた。この事件で破壊された生活、物理的な痛み、感情的トラウマ、財政上の困窮は飲酒運転のために変わってしまう多くの人生の一部に過ぎない。

Albuquerque Journalは飲酒運転を問題に近いあらゆる立場−犠牲者、生存者、警察、遺族、飲酒運転者―から描いており、何百という飲酒運転事件を分析している。28ページにわたる特別報告を「ニューメキシコにおける飲酒運転―つらい真実」と題して新聞に掲載している。

MADDは飲酒運転、未成年者飲酒問題の啓蒙のためにメディアは主要な役割を果たすと認識しており、業界への謝意を表明するためにこのメディアアワードを設けている。

[ ハイリスクドライバーのコントロールのために ]
昨年のアルコール関連の交通事故による死者は約18,000人に上る。これらの事故の半数は血中アルコール濃度が0.15%を超えるドライバーによるものである。 血中アルコール濃度が0.15%になると、素面の場合に比べて死亡事故を起こす確率は384 倍になる。更に、飲酒運転による逮捕者の3分の1は過去にも飲酒運転をしている。常習的な高い血中アルコール濃度の違反者は人口の少数派ではあるが、飲酒運転問題では多数派である。

これらのハイリスクな違反者に対処するためのMADDの提言は、科学的に効果が実証されているものである。第1にMADDが推奨するのは、運転の制限である。これには最低1年間の免許取り消しと自動車の没収または走行不能にする処置が含まれる。保護観察処分中の運転はいかなる時も自動車にインターロックを備え、ドライバーが飲酒をしていた場合に走行開始を防げるようにする。第2は損害賠償という制裁である。これには収監、自宅監禁、多額の罰金、犠牲者への損害賠償が含まれる。第3は回復条項である。
これには許可を受けた薬物濫用治療機関による評価や治療、ケースオフィサーとのミーティングを含む保護観察処分、犠牲者インパクトパネルへの出席が含まれる。

これらの提言は上院法案1141の中核をなすものであり、MADDでは同法案の指示を呼びかけている。
また、シートベルト着用促進や素面チェックポイントなどの活動を強化するための基金獲得につながる上院法案1139についても、議員への働きかけを募っている。クトパネルへの出席が含まれる。

[ オンラインアルコール予防プログラムの効果が実証 ]
オンラインアルコール予防プログラムによる効果が統計として報告され、未成年者飲酒の問題と戦う上で有効だとMADDは評価している。

本日発表された評価データによれば、2002年から2003年にかけて8大学で1年生を対象にAlcoholEduと呼ばれるプログラムを受講させたところ、学生のアルコール消費が13%以上も減少し、全くアルコールを摂取しないという学生は10%増加した。
このデータは3000人の生徒を対象にAlcoholEduの受講前後の比較をしている。

AlcoholEduはMADDとOutside The Classroomが協力して開発した、ウェブベースの若者向け教育プログラムである。飲酒の危険に関する理解を深めることで、正しい自己決定ができるようにしていくことがその狙いである。また、シートベルト着用促進や素面チェックポイントなどの活動を強化するための基金獲得につながる上院法案1139についても、議員への働きかけを募っている。クトパネルへの出席が含まれる。

AlcoholEduの効果が実証されたことを受けて、未成年者飲酒問題を重視するMADDでは、高校生を対象とした新バージョンAlcoholEduを来年リリースし、更なる改革を推進していく。

 

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