2004年4月 「子供を危険にさらす行為」

毎年何百人もの子供たちが飲酒運転により殺されています。 子供を危険にさらす行為にストップを。最近発表された病害対策防止センターの研究によると、1997年から2002年までの間に2335人の子供たちが飲酒運転の事故により亡くなりました。そしてその殺された子供たちの3分の2以上が、飲酒ドライバーの車に乗せられていました。

子供を乗せて飲酒運転をし、わが子の幸せを危機にさらす親がいますが、これはぜひやめさせなければなりません。

こういった親に対応してMADDは「どの子も指名運転者の車に」という名で子供の危険状況レポートを発表しました。これは州法の弱点を述べ、より厳しい罰則を課すことや、その問題への訓練と意識を高めることを要求するレポートです。

我々は、アルコールを摂取した後に子供を乗せて車を運転することが、子供たちの命をいかに危険にさらすかを訴えようとしています。この運動を広めるために皆さんの協力が必要です。 

飲酒運転の車に乗ることになってしまった子供は
1. 車の後部座席に乗る
2. シートベルトをしっかり締める。 必要ならば、子供用の補助いすに座ること。
3. 自分の荷物は全部床に置くこと
4. 運転手の邪魔をしない ―― 静かにしていること
5. 自分が飲酒運転の車に乗ることを信頼できる大人にすぐに知らせること

□[そのほかにあなたができること ]
自分の選挙区の代議士により強力な子供の危険防止法を作るようメールを送り、同時に友人にも 同様の要請を行うよう頼むこと。 

子供の安全をサポートしてください ]
親愛なる友へ
子供の安全と幸せを願いますか? それなら、この大切な警告を読み、行動をとってください。純真な子供たちが、酔っ払い運転をする親や保護者の車に乗せられて、殺されたり負傷させられたりするのを許さないことを、地元の代議士に知らせるのです。 MADDは、子供の安全を気遣うものとして、飲酒したにもかかわらず子供を同乗させる運転者がいるという深刻な問題について、お知らせしたいと思います。

○1997年から2001年の間に、1985人の子供が飲酒関連の事故でなくなり、そのうちの3分の2が酔っ払った運転者の車に同乗して殺されました。 この重大な問題に取り組むためにMADDはレポートを発表しました。「どの子も指名運転者の車に」。これは未来の悲劇を防ぐために、人々の意識を高め、訓練を施し、子供を危機に追いやる行為がより重い犯罪であるという社会情勢を作るためのものです。

○MADDは「どの子も指名運転者の車に」というレポートの最近の報告の中で、飲酒運転による子供の危険を減らすために州が実施できるたくさんの方法を、科学的根拠に基づいて述べています。

制裁措置として、行政による運転免許証の取り消しまたは保留
1. アルコールやドラッグの判定査定の要求と必要ならばその治療
2. 違反者にはエンジン点火インターロック装置を使用させる (注:酔っ払った状態ではエンジンをスタートさせるのが難しい複雑な装置)
3. 子供を危険にさらす罪を2度目に犯した場合、重罪とみなす
4. 違反者が違反記録を回避するための転換プログラムに参加する資格を取り上げる
5. 違反を繰り返すものには、血中アルコール濃度の判定値を下げて法を適用する。
  これはMADDの「危険性の高いドライバーへのプラン」でも推奨されている。