みなさまどんな休暇でしたか?

震災や原発と、多くの鋭き痛みや悲しみを受けることで
「自分にできること」に挑戦していこうとしている「能動的な動き」の裏で
「何もできなくなってしまった」と無力感を感じて動くことができない気持ちを抱えている人が多くいることも忘れてはいけないように思われます。

心の弱さをねじ伏せたり切り捨てるのではなく、寄り添える優しさ。
様々な方々から多くの気づきをいただいているこの頃です。

もうすぐ夏がやってきます。

「まずはできることから繋がる未来、
それは一人一人の開かれた思考がつなぐ開かれた環境」

 

 

「 センターオフィス移転のお知らせ」
4月より千葉県鎌ヶ谷市にありましたオフィスを新宿区に移転いたしました。
移転準備に伴いまして、ご連絡がつきにくいことがありましたことをお詫びいたします。

〒162-0062 東京都新宿区市谷加賀町2-3-13 市谷アビタシオン101
tel / fax. 03-6457-5244

引き続き、ビクティムインパクトパネル(被害者への支援)に基づいた心のケア、
本来持っている心理の可能性のレクチャーにつきましては、新宿での開講となります。
日程が決まり次第、お知らせいたしますのでもう暫くお待ちください。

問い合わせ先責任者
tel. 03-6457-5244 / 090-3803-6124 企画・広報・理事:飯田めぐみ

これからも私たちにできることに挑戦し、正面から取り組んでまいりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

「新日本製鐵での講演:2回目。ワークショップのような参加型レクチャー」
新日本製鉄株式会社の新入社員へ向けて、2回目の講演をさせていただきました。
今回はストレスや飲酒が、気がつかないうちに脳を鬱のような状態へしてしまうこと。

少しの配慮<==>能動的に自分から動ける環境と
雰囲気を個々が 作っていくことを心がけながら、話して、工夫して。
決め込みすぎず、流動的な開かれた環境を意識していきませんか?
ということを話しました。

お昼を食べてからの講演だったこともあり、眠そうだったので急遽ワークショップへと切り替えて、体を動かしてもらうことにしました。

●泥酔状態からほろ酔い加減までを体験できるゴーグルをかけて
線の上を歩き、真ん中で片足立ち
それから反対側まで歩いたら
振り返り手に持っていたボールをスタートした方にいる人に向かって投げる。

酔っていなかったらとても単純な動きですが、フラフラしてしまう人が沢山いました。

感想をきいてみたところ「歩きづらい」「フラフラして」「大丈夫!」そんな感想に笑顔で「フラフラしてたぞ~」との突っ込みも聞こえてきてました。

その後、事故で障害が出てしまい片腕が使えなくなってしまったのですが、懸命にトランペットを演奏している鈴木由紀さんに「わたしにもできること」について話して、一曲演奏をしていただきました。

今回は、参加型のレクチャーをしました。1回目とはまた違った反応に、良い意味でとても学ぶことが多くありました。ありがとうございました。3回目も楽しみにしてます。

「新日本製鐵での講演:1回目。「学ぶ・気づく・考える 生きることを考えてみる」」
今回は、気持ちの上で少しだけゆっくりと焦らずに考えてみる。
そして自分の経験を出し惜しみすることなく、行動してみることは
自分自身を変えるかもしれませんというお話をさせていただきました。

その他、心に受けてしまった鋭き痛みを少しでも感じてもらえればと、息子さんを亡くされた岩崎さんに体験談を話していただきました。

気持ちが疲れてしまうと、どんな人でも、鋭いネガティブな批判や矛盾することへの指摘が多くなってしまうのではな いでしょうか?。その状態から抜け出すには、批判や指摘をするのではなく「だから自分から 変えてみよう。挑戦してみよう」そんな気持ちと行動力の持続が必要なのだと 思いますが。。。なかなか、その状態を保つことは難しくもあります。

私なりに精神力の体力アップも心がけながら、毒づくことや怒りもあったりします。反省するんですけどなかなかなのです。

今回は難しい話をしてしまったかもしれないので、次回はまた工夫してみますのでよろしくおねがいいたします。 ひとまずありがとうございました。