麗澤大学大学院「グリーフカウンセラー」養成講座講演 テーマ「命に向き合う」

各分野で活躍をしておられる約80人の専門家が学ぶグリーフケア養成講座の最終章にMADD Japanは招かれました。

MADDは死生学のパイオニアとして専門家から注目をされています。日本でもたくさんの学者やエキスパートがMADDから多くを学び、今や新しい分野の学問としての存在がクローズアップされつつあります。

麗澤大学の水野冶太郎名誉教授はこの分野では草分け的存在であり、たくさんの学生や学者を世に送リ出す一方、先駆者として第一線を歩んでおられます。

今回は死生学の分野に新風を吹き込む、アートディレクターの飯田めぐみが参加し「人の痛みや歪みにうったえるデザインを通しての提案」を展開しました。それぞれの専門家が「命を守る取り組みを自覚しプロとして何ができるか」を追求し、世に問えば、学問としての死生学を超えた新ジャンルが可能になると説きました。彼女の講義は人々を惹き付け質問もたくさん出ました。これからが期待できます。

 

講演後に、横浜刑務所受刑者から届きました感想文

クリスマスの時期、MADD Japanは横浜刑務所の受刑者教育に招かれました。
ここは再犯を重ねる人々が多く収容されており、彼らの教育に当たる側の刑務官の痛みも計り知れない
ものがあると、いつも感じさせられています。
MADDの「ビクティム・インパクト・パネル」はその効果が高いことから、アメリカではほとんどの州で必須プログラムとされており、近年、日本でも熱心な刑務官の願いで実施されるようになりました。

まだまだ初歩的な段階であり、法的な裏付けもとれていませんが、行く先々で交わされるパネルの持つ意味合いは
少しずつミラクルを生み始めています。約束してください。ここにはもう戻らない事を。

1月7日に感想文が横浜刑務所から届きました。
→受刑者からの感想文こちらから

若い力-MADD Japanのユースリーダー紹介

MADD JAPANユースコーディネーターの鈴木由紀の作文が第44回NHK障害福祉賞で佳作に選ばれました。また、北海道新聞の取材記事では「飲酒運転追放を目指すNPO法人MADD Japanの活動に2004年から加わり、自らの経験を全国各地で語って、トランペットを奏でる。」と紹介されました。

音楽教師として小学校に勤務していた14年前、ある会合で泥酔した同僚の行動により右腕がまひする事故に見舞われました。「酒」の暴力はあっという間に他人の運命を変えてしまいます。鈴木由紀の勇気とやさしさは多くの人々の心に希望の灯をともします。

春からは「MADD Death Education」の専門家として新たな分野を担当します。
→NHK出版物はこちらから

 

 

MADD JAPANが「野田警察署 2010年カレンダー」に掲載されました。

 

あけましておめでとうございます

鳩山首相が命名された「命を守る予算」は私どもMADD Japanが首尾一貫して進めている、「命を守る取り組み」に相通じるものです。

警察庁が発表した2009年の交通死者数は4914人。そのうち飲酒運転による件数は293件でした。統計上の死者数が前年度と比べて減ったことで、安全神話に近づいているかのような錯覚さえしますが、とんでもないことです。約300件の飲酒運転よる命の抹殺は、決して存在してはいけない数字なのです。人の死が数字でくくられて話題に上ること自体許されません。

昨年の秋、メルボルンで開かれたインターロック国際会議では、各分野の専門家が「飲酒運転根絶」への共同作業の誓いを新たにしました。→報告はこちらから

日本でも国交省がモデルプログラムの位置づけを発表しました。人の命が愚かな人間によって奪われる現実を見極め、対策を急ぐことが求められています。

MADD Japanは今年も、アメリカ、カナダ、スウェーデン、オーストラリアなどのMADDとともに、飲酒運転根絶へ向け全力で取り組んでまいります。「未成年者への命を守る教育」そして「死生学の分野」にも、新たな一歩を記してまいります。初犯者からのインターロッの法制化を求めて署名活動も継続いたしますのでご協力をお願いします。 


MADD Japan代表 飯田和代

 

「命を支える知と技-自助と共助の力」

村上春樹氏の1Q884が話題を呼んでいますが、MADD JAPAN代表・飯田和代が共同で書いた本「命を支える知と技-自助と共助の力」にみなさまから温かい称賛の声が寄せられています。以前から「本を出すように」といくつかの出版社から声をかけていただいていたにもかかわらず、決断がつかないでいた飯田が、ついに共著の水野治太郎麗澤大学名誉教授の半ば強制的な謀略(?)に乗せられ書いた本です。水野先生から飯田は大きな贈り物をいただきました。死別の悲しみに出会った人々や被害者支援に携わる専門家、あるいは教師のみなさまに「デス エデュケーション」の基本としてお読みいただきたいと思っております。長い道のりを支えてくださった方々の声を一部紹介いたします。

・普段何気なく生活をしておりますが正面から命に向き合うことはなかなか大変なことだと思います。しかし誰もいつかは避けて通れないことであり改めて考えさせられます。
(前警視総監 矢代隆義氏)

・怒りと悲しみを抑えた文章から飯田さんのお気持ちが切々と伝わってきます。
(新潮社取締役 早川清氏) 

・それにしても飲酒運転はなくなりませんね。
(全国警察官友の会事務局長中川望氏) 

・命を大切にする活動に向け、気持ちを引き締め頑張りたいと思います。
(千葉県立船橋二和高校校長 猿田明氏)

・MADD Japanのご著書拝見させていただきます。
(元自民党幹事長 中川秀直氏)

・MADD Japanの更なるご活躍に期待します。
(ヘラルドトリビューン・赤川ロイ氏)

横浜国大OB「煙洲会」のみなさま、四街道警察署長、片岡博様と犯罪被害者協議会のみなさまご購入ありがとうございます。

企業や学校、被害者支援などの研修会テキストとしてお薦めします。
(久美出版税別1,600円)
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